音楽とは「音」を「楽しむ」で良いんですよね…
2009年11月8日 / No Category
いつも世話になっている掲示板でROCKの大御所が「口パクは…」と言うコメントをしたとか…。
そうでしょうね、言うでしょうね。
去年の紅白での一悶着あったベテランの方でも言うでしょう。
当然だと思います。
その方々は、長い芸能人生を生声だけで、どんなに辛い時でも「のし上がってきた」のですから。
口パクを否定しなければ、今まで生歌で頑張ってきた人の生き方を全否定する事と同じ意味を持っていると思います。
中田ヤスタカ氏が言っていた「自分の音楽は本当は数多く売れてはいけない…(10のルールだったっけ?)」という意味。
中田ヤスタカ氏の音楽は「生声」も楽器の一つとして加工し「生声+(プラス)」で楽曲を制作する。
日本の歌謡業界の過去の常識では規格外な音楽を彼は作っている…(?)
たとえば、それをROCKの御大の娘さんが好きだと言い始めたら…?(仮説ですが…)
多分、たまらない気持ちになるでしょうね…
掲示板のコピペですが、
「あんまり言うと可哀相だから言いませんけど、今は、コンピューターの時代、 打ち込みの時代、ペーストの時代だから、声もロパクで成立するんじゃないですか、 ビジネスとしては。」
と一応は理解を示して頂けているようです。
全否定ではないのです、さすが御大は時代も寛大に理解しているようです。
音楽は音を楽しむものだと思うんです。
ただ、まだ日本の歌謡の時代が追いつききれていなだけだと思うんですよ。
でも、まだ追いついちゃ行けないとも思います。
最初に書いた、生歌で頑張ってきた人を全否定する事になりかねないから…
(もっともテクノと日本の歌謡を一緒に考えること自体無理があるとは思いますが…)
私は、歴史の授業がきらいなんです。
素直に「良い」って言いたいのに、ある部分を全否定する事になるのが見えてしまうから…。
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