No perfume No Life

LIVEと言う名の物語…

2010年2月23日 / LIVE

昔、音だけでプレイするゲームがあった。
開発元は株式会社ワープ。
脚本は、当時のゲーム業界では異端児と言われていた飯野賢治。
かなり怪しい記憶なのですが、彼が話した内容で
「…人が一番リアルに感じるのは『想像』したこと…」
へたに絵があると、プレイヤーのイメージとズレた場合に感情移入ができない(リアルに感じない)。
本当に怪しい記憶なのですが、そんなような事を言っていたと思います。
Perfumeの楽曲…つまりは中田氏が作り上げた楽曲・歌詞というものも「ソレ」に近いものがあると思うんです。
曲それぞれが1つの物語で、決して言い切る言葉は使わず情景描写を行い、ポイントを印象づける。
そのことによって、聞いた人それぞれに「受け取り」「感じ」「情景を思い浮かべる」
その思い浮かべた情景は、その人が経験した中で生成されたリアル…があると思います。
1曲1曲が一つの物語。
その曲達にMIKIKO先生の振りが付き、一層物語を表情豊かな物にしている。
LIVEでは、その表情豊かな物語を、TeamePerfumeの皆さんが舞台装飾や照明やレーザーでもっともっとパワーアップさせている。
会場に集まっている皆さんも、楽しんでいようが、棒立ちであろうが、その演出の一端を担っている。
一人一人が演者であり観客。
最近行われた直角二等辺三角形TOUR。
それは、23曲のショートストリーで構成された『直角二等辺三角形TOUR』と言う大きな物語だったのではないか?
語りべはPerfumeの三人。
物語と言ってもミュージカルとも舞台とも違う、LIVEではあるのだけと…その中間…新しい「物」。
その中の調味料として、彼女達のユル~いトークやPTAのコーナー。
会場の盛り上がりで一回一回が違う表情を見せる。
その時その時に感じた23曲のショートストーリーは、次のLIVEでは、また違う一面を見せる。
だから人は同じLIVEに何度も…何度でも足を運び、最終日で流れたスタッフロールに感謝と感動を覚える。
ツアー自体が一つの物語だったと言えるかもしれませんね。
TVでの出演に物足りなさを感じるのは、演劇で言う所の「舞台」が無く…
それよりも何よりも、それを楽しそうに見ているファンと言う出演者が居ない事だったりして…?

“LIVEと言う名の物語…” への3件のフィードバック

  1. ルミナス より:

    白板のほうで読んだのですが、こちらで一言。
    LIVEという名の終わらない物語、本気で楽しんで来てください!!
    すさまじい番号に思わず笑ってしまいました((笑

  2. 風来坊 より:

    ルミナスさん いつもありがとうございます。
    「すさまじい番号」…ですよね…
    私も、思わず笑ってしまうのと同時に「運を使い切ったこの後が怖い」って思ってしまいました。(前厄にはいるんですよ…私…(汗))
    PerfumeはLIVEを続ける限り終わらない物語を綴って行くのだと感じてます。
    初モッシュ、楽しんでこようと思います。
    (第二弾のカレンダーがメチャクチャになったりして…)
    しばらくは、忙しい状態ですので更新が滞ると思いますが、気長に…また遊びにきて下さいね。
    ありがとう。

  3. ルミナス より:

    厄年ですか、
    「悪い年」なんて言われたら気味悪くてきになっちゃいますよね。
    自分は最初の厄年まで6年あるので今のうち色々やっておきたいです^^;
    最前列にもなると男性でもライブ途中でギブアップする人もいるって言いますから、体にはきをつけてください。
    はい。
    気長は自分の得意分野ですから^^b
    ここに書いてることはいつも自分にはない視点からで、刺激をうけています。
    これからものんびり更新してくださいね。

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